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手足の冷えは体のSOS!?あったか食材で冷え性対策


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ジンジンと冷たい手。氷のように足先が冷たくて夜もなかなか寝つけない。冬になると手足の冷えは特につらいものです・・・。

体全体は寒くないのに手足だけが冷たい、これは冷え性のひとつである末端冷え性と呼ばれています。

●冷えは万病の元

「冷えは万病の元」と言われるように、冷え症は、体が発しているSOSのサインです。

・血の巡りが悪くなっている
・心臓の力が衰えてきている
・自律神経やホルモンバランスの乱れ

など、体が冷える原因は人それぞれ違います。しかし、「わたしはずっと冷え性だから」といって、そのまま何の対策もしないのはとても危ないことなんです。冷えは腰痛や肩こり、女性であれば生理痛が悪化してしまう原因ともなります。

この記事では体を温める効果のある食べ物や飲み物を紹介します。「あったか食材」を選んで、いつもの食事から冷え性対策をしてみませんか。

●土の中で育つ野菜は冷えに効果あり!

私たちがいつも食べている野菜の中にも、体を温めるもの、冷やすものがあります。どうすれば簡単に見分けることが出来るでしょうか?2つのポイントを取り上げてみましょう。

・土の中で育つ根菜
ショウガやレンコン、にんじん、山芋といった根菜は体を温める効果があります。根菜には、血行を良くするのに大切なビタミンEが多く含まれています。さらに毛細血管の働きを正常にしてくれる効果もあるんです。ですから、体を一時的に温めるだけでなく、血行促進による冷え性対策にも効果的です。

・塩辛い食品
みそ、醤油、梅干しといった塩分の多い加工食品も「あったか食材」なんです。なぜなら、塩は免疫力を高め、毎日を元気に過ごすために欠かせない栄養素だからです。東北の人々は、濃い味付けを好むと言われています。寒い地域で生活していくうちに、体を温めるものを知り、それを食べることが習慣になったのかもしれません。

●飲み物を選ぶときは「色が濃い」「寒い地域」「発酵」をチェックしよう

飲み物の中にも体を温めるもの、冷やすものがあります。温かい飲み物であれば体が温まる。そう思っていませんか?実は温かい飲み物が、必ずしも体を温める飲み物ではないんです。ではどんな飲み物が「あったか飲み物」なんでしょうか?見分けるポイントは次の3つです。

・色が濃い
・寒い地域の収穫物
・発酵している

このポイントに当てはまる飲み物といえば、何をイメージしますか?紅茶、烏龍茶、赤ワイン、ほうじ茶などがあります。普段なんとなく、コーヒーや緑茶、白ワインを飲んでいる人は冷え性対策に「あったか飲み物」を選ぶことを心がけてみるのはいかかですか。

●「どこで食べられているかな」が、あったか食材を見分ける秘訣

「あったか食材」を見分ける方法がもう1つあります。食材を選ぶときにこう考えてみてください。

「この食材はどこで良く食べられているだろう」

たとえばお肉。寒い北海道と、暑い沖縄、それぞれどんな肉料理が有名でしょうか?北海道の代表的な肉料理といえば「ジンギスカン」。沖縄というと「豚肉料理」です。ジンギスカンに使われているのはラム、つまり羊肉。これが体を温める効果のある肉なんです。逆に豚肉は体を冷やしてしまいます。寒い地方に住んでいる人は、体が温まるものを自然と選んでいるんですね。

●体温が1度下がると免疫が30%も低下

手足が冷たい末端冷え性がずっと続くと、やがて体全体が冷え性になってしまうことも。実は低体温はあらゆる面で危険なんです。ある調査によると、体温が1度下がると体の免疫力は30%以上低くなってしまうそうです。体のさまざまな働きが悪くなり、がんになるリスクも高まります。

冷え性を改善するには食事だけでなく、あらゆる生活習慣を見直すことが大切です。でも、まずは簡単にできることから始めてみるのはいかがですか?食べ物を選ぶとき、ちょっと立ち止まって、「これはあったか食材かな?」と考えてみましょう。


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