その日のすべてはスッキリした目覚めで決まる!といっても過言ではないほど1日の体調を左右する「睡眠」。「子育て中だから仕方ない」「仕事柄だから仕方ない」「睡眠不足でも在宅ワーカーだから眠ければ寝たいときに寝ればいい」「私は3時間眠れば大丈夫」などなど、睡眠を疎かにしていませんか?睡眠の大切さを知り、1日を快適に過ごす方法を手に入れましょう。
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スッキリと目覚めた朝は、良質な睡眠の証
今朝の目覚めはいかがでしたか?目が覚めてもなかなか布団から起きられない、二度寝してしまった、まぶたが重くボーっとする。こんな状態という場合は、疲れが取れていなかったり、睡眠時間の不足だったりと、なんらかの問題があることが考えられます。
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では、睡眠不足だと体にどのような影響をもたらすのか?
「睡眠不足だけど、きちんと起きたし問題ないでしょ」と自分では思っていても、睡眠不足は以下のような影響をもたらします。
・集中力の低下
・体力の低下
・回復の妨げ
・体調不良
・食欲低下
・精神的疲労
・ストレスの蓄積
・肥満
・肌荒れ
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集中力の低下や体力の低下は、仕事に大きな影響を及ぼしてしまいます。それだけではなく、肥満や肌荒れの原因にまで……。
「仕事が忙しくなって太った、ストレス太りだ」と嘆いている方、もしかすると睡眠不足ではありませんか?あなたのその肌荒れ、不規則な生活が原因ではありませんか?
睡眠は1日の疲れをリセットし、疲労回復、免疫の向上を図る役割を担う生きるためにとても大切な行為のひとつ。ここで改めて、安眠を得る方法を知っておいてはいかがでしょうか?
長時間の睡眠が安眠?良質な睡眠とは?
『安眠=たくさん寝ること』。間違いではありませんが、単純にたくさん眠ればいいというわけではりません。仕事人間が多い日本は、お国柄なのか世界に比べ睡眠時間が短く、平均睡眠時間は7時間43分(経済協力開発機構(OECD)調べ)とされています。この時間だけをみると、充分なのでは?と思うでしょう。最適な睡眠時間は年齢によっても異なりますが、だいたい6~8時間。ですが、良質な睡眠は時間だけではなく、その質によって決まります。リラックスした状態で自然に入眠し、朝までグッスリ。さらに寝起きもスッキリ!これがベストな睡眠といえるでしょう。
睡眠の質を上げるための入眠方法
睡眠は脳と体を休ませる行為。そのために適した状態にしてくれるのが副交感神経です。ここでオススメしたいのが白湯を飲むこと。白湯にはデトックス効果があり美容にも良いことが最近注目されていますが、安眠にも効果があることが判明しています。白湯を飲むことにより、副交感神経が刺激されリラックスした状態で心地よく睡眠へと導いてくれるのです。他にもアロマを焚いたり、軽いストレッチやヨガを行ったり、音楽や入浴も効果的です。また、寝る前のスマホの使用は睡眠の質を低下させるので使用を控えましょう。
睡眠サイクルを知る
睡眠のメカニズムを簡単に説明すると、浅い眠り(レム睡眠)~深い睡眠(ノンレム睡眠)を約90分(80~100分)の周期的(5段階)で繰り返しています。夜中に目が覚めたり夢を見たりするのは脳が起きているレム睡眠のときで、朝の目覚めもレム睡眠の状態にあるときであれば、スッキリ目覚めることができます。ですが、逆にノンレム睡眠の状態で起きようとすると、脳も体も休んでいる状態なので覚醒するまでに時間を要してしまいます。そんなときは、布団をはいだり、カーテンを開けたり(電気をつける)すると、体が起きる状態になるので少し楽に起きることができるでしょう。
あなたのレム睡眠とノンレム睡眠を計測し、快眠をサポートしてくれる面白いアプリもあるので、試してみるのもいいですね!
■睡眠記録アプリ(エスエス製薬)
http://www.ssp.co.jp/drewell/gussuri/
■快眠サイクル時計[目覚ましアラーム](app)
https://itunes.apple.com/jp/app/kuai-miansaikuru-shi-ji/id551544444?mt=8
厚生労働省も推奨!?昼寝に隠された驚くべき効果
睡眠不足で昼間に眠気が…、昼食で満たされて眠気が…、なんてよくある話ですね。
そんなときは、迷わず昼寝をしましょう!
社員が昼になるとボーっとしている、とお悩みの経営者・管理者の方、ぜひ昼寝を取り入れましょう!
近年、海外ではグーグル、ナイキ、日本の企業でも昼寝を推奨している企業が増えてきました。昼間の眠気は、集中力はもちろん、生産性も仕事効率も低下させる厄介なもの。
ですが、たったの20分程度の短い睡眠をとることで、脳をリフレッシュさせ仕事効率を上げることができるのです。
ただ、ここで注意したいのが昼寝は午後3時前までの20~30分以内ということ。遅めの仮眠は夜の睡眠に影響を与え、長すぎる仮眠は眠気を引きずってしまいます。また在宅ワーカーにはよくありがちな“子供と一緒に布団で昼寝”というのも深い眠りに入りやすく起きた後に疲れが残るので避けましょう。ベストな昼寝は“作業机でそのまま居眠り”スタイル。ちゃちゃっと寝て、パッと起きる、これが鉄則です。
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最後に……
ベストな入眠時間とされる“睡眠のゴールデンタイム”というのをご存じですか?その時間が絶対ということではありませんが、良質な睡眠は毎日決まった時間に眠り、6~8時間(90分の倍数の5サイクルが良いとされる)の睡眠をとって朝日を浴びる、という毎日の決まったリズムが最も重要です。
つまり、朝日を浴びることができる時間から逆算すると22~2時が一般的な睡眠のゴールデンタイムということになります。
夜型のフリーランスの方、子供が寝静まったあと仕事をされている在宅ワーカーも多いと思いますが、夜更かしは禁物。美容と健康のためはもちろん、円滑に仕事ができるよう、今日から実践してみてはいかがでしょうか。