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悪い姿勢は万病のもと セルフチェックと美姿勢への心がけ

在宅で仕事をしていると気付きにくいのが姿勢。PCに向かって長時間仕事をしたり、座卓などの上で作業をしたりしていると、猫背になったり斜め座りになったりと、姿勢が悪くなってしまいます。肩が凝ったり、腰が痛くなったり、なんだか不調が続く・・・。その原因は、じつはその姿勢かもしれません。
背骨を通る脊髄神経の支配領域は、頭から肩や前腕、そして胃や腎臓と多岐に渡ります。姿勢が悪いと脊髄神経に異常がでて、その支配領域の部位に不調が現れるのです。主な症状は、頭痛や肩こり、めまいや腕手指の痛みにとどまらず、高血圧や免疫機能の低下、消化不良や胸焼け、喘息、腎臓病と実に様々です。さらに体のバランスが悪いと太りやすかったり、お腹まわりに贅肉がつきやすくなったり。姿勢をあなどってはいけません。

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まずは写真で姿勢のチェック!

自分の姿勢を客観的に見るには写真が一番!でも意識してしまうとチェックしたい「いつもの姿勢」になりませんから、ここは家族や友人に協力してもらいましょう。まず、仕事をしている時やテレビを見ている時ときなどに、抜き打ちで写真を撮ってもらいます。真後ろからと真横からの2方向で撮ってもらいましょう。また、立った姿勢でも撮ってもらいましょう。できるだけ体にフィットした服を着用するようにし、1か所でしばらく足踏みをします。撮影者が「ストップ」と言ったら立ち止まり、その時の自然な姿勢のままで正面・横・後ろから撮影します。
どんな写真がとれましたか?

姿勢のセルフチェック

良い姿勢とは、横から見たとき、背骨が緩やかなS字のカーブを描き、耳の穴、肩、骨盤が一直線上にあります。また正面から見たときは、左右の関節(肩・骨盤、ひざ)が同じ高さになっています。
耳の穴が肩より前に出ていると、首が前傾となっているストレートネック、肩が骨盤より前にあるようなら猫背になっています。猫背のなかでも、最近はスマートフォンなどの使い過ぎが原因で、左右の方が中央寄りになってしまう「巻き肩」が急増しています。腰の弯曲が大きい場合は反り腰です。正面からの写真で左右の関節の高さが違う場合は、片側に偏った側弯症かもしれません。

原因と防止・解消法

こういった体のゆがみは筋肉のバランスが悪いために起こります。片側が使われ過ぎて固くなり、反対側の筋肉が弱くなっているのです。例えば猫背の場合は胸筋が固くなっており、背中の筋肉が弱っているということ。ですから、硬くなった筋肉をストレッチしてほぐし、反対側の弱い方の筋肉はエクササイズで強化しなくてはいけません。
Youtubeなどの動画サイトには、整体師やトレーナーなどのプロの手による動画がたくさんアップロードされています。自分の姿勢の状態や、悩んでいる症状(肩こり、腰痛、目の疲れなど)と共に検索すれば、ストレッチやエクササイズたくさん出てきます。ぜひとも仕事の合間などに、デスクから離れ、姿勢を意識したエクササイズを取り入れましょう。

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仕事中も美姿勢を意識して

デスクワークで気を付けたいのは、PCやマウスの位置です。正しい姿勢で無理なく使える位置にモニター、マウス、キーボードを配置しましょう。椅子やデスクの高さの調節、さらに照明も大切です。デスク下の足元は配線などでごちゃごちゃしていませんか?足元もすっきり片付けて、デスク回りをすっきりさせましょう。
座椅子を使って座卓などで仕事をする場合は、座り方に注意が必要です。正座でもない限り、たいていの人はより楽な方へ体が曲がってしまいます。膝を曲げて座る時は、できる限り左右バランスよく曲げるように意識しましょう。座椅子ではクッションなどを置いて腰をサポートすることが非常に有効です。
デスク派にも座椅子派にも共通して言えることは、30分おきに立ちあがってストレッチすることです。肋骨と骨盤の間を伸ばすようにイメージして、美姿勢を目指しましょう。
腰をサポートして、座ると自然に正しい姿勢になるという美姿勢グッズも在宅ワーカーには強い味方。正しい姿勢なら、頭も冴えて良い仕事ができることも間違いナシですね!


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