スマホ依存のセルフチェック
あなたはいくつあてはまりますか?
・スマホでSNSを1日4回以上チェックする
・通知がないのにスマホを見てしまう
・他人の着信音に反応してしまう
・外出の際、スマホはすぐ取り出せるようにポケットに入れる
・歩きながらスマホを使う
・寝るときは枕元におき、寝る直前まで使う
・スマホをトイレに持っていく
・入浴中は脱衣所に置いておく、または浴室に持ち込む
・スマホが手の届くところにないと不安になったりイライラしたりする
・カフェなどのお店にWi-Fiがないとイライラする
スマートフォンは常に持ち歩くものという性質から、たいていの人はその依存傾向に気付きにくいのですが、上の項目に一つでもあてはまれば、あなたはスマホ依存の可能性があります。日本人は1日に平均7時間、なんらかの形でインターネットを使用しているそうです(2012年シマンテック調べ)。2015年のアメリカの民間団体の調査では、8~12歳の子どもは1日に6時間、13歳~19歳では9時間スマホやタブレットを使用していることがわかっています。考えさせられる時間ではないでしょうか。
きょうび、インターネットのない生活は考えられませんが、このテクノロジーはほんの20年前はなかったこと。現代人の生活はものすごいスピードで大きな変化を遂げたといえます。
在宅ワーカーのオンとオフ
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在宅ワーカーにとって、仕事探しから先方とのコミュニケーション、納品から決済までもがインターネット上なのですから、PCやスマホはなくてはならないもの。PCを使っての作業はオンとオフの切り替えがわかりやすいのですが、スマホはどうでしょう?仕事中にスマホの通知に反応して、ついだらだらとSNSやLINEなどに時間をとられたりしていませんか?反対に、オフの時間にも仕事の連絡をしたり、連絡待ちでイライラしたりしていませんか?また「つながらない」ことを極度に恐れていませんか?
スマートフォンは確かに便利ですが、冒頭の項目のうち7つ以上にあてはまるようなら、生活にもある程度の支障をきたしている可能性があります。日常的なイライラや不安は精神的にもヘルシーとはいえませんし、スマホの使い過ぎは体にも悪い影響があります。視力の急激な低下や若年性の老眼をまねき、LEDライトを浴びることで睡眠障害をも引き起こします。スマホを見るときの姿勢は首への負担も大きく、肩こりや頭痛の原因にも。
「ちょっとまずいかも・・・」と思いあたるようなら、すぐにできるデジタルデトックス習慣をとりいれてみませんか。
日々のプチ・デジタルデトックス習慣
デジタルデトックスとはデジタルの「解毒」。つまりある期間デジタル機器に一切触れず、インターネットから離れて過ごすという、いわば「断食」のようなもの。かといって「1週間スマホを使わない!」といった極端な方法は現実的とはいえません。ここで紹介するのは日常的に取り入れたい習慣。スマートフォンをよりスマートに使って毎日の毒をため込まないための対策です。
今始めたいデトックス技
1. 就寝中は電源を切る、または就寝モードに設定する。
2. メール受信のプッシュ通知をオフにし、かわりにリマインダーを設定して決まった時間(1日3回など)のみメールをチェックする。
3. SNSのプッシュ通知をオフにする。
4. ゲームやSNSのアプリをフォルダーに格納し、「時間の無駄」「今必要?」などのフォルダー名をつける。
5. 仕事中は機内モード、または就寝モードにする。
6. 休暇中、旅行中はクライアントに連絡がつかなくなることを予め伝え、就寝モードで過ごす。
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*おやすみモードは「着信を許可」する人を指定できます。子どもの学校や家族からの着信は通知されるように設定できるので安心です。
スマホはオフに、自由をオンに
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完全にスマホやPC、インターネットを絶って暮らし、仕事をしていくことは事実上不可能な時代です。こういったデジタル機器は便利な道具としてうまく「使う」ものであって、道具に時間をとられてしまっては本末転倒ですね。
在宅ワーカーだからといって、365日24時間いつでも連絡が取れなければならないということは断じてありません。在宅ワーカーであるからこそ、オンとオフを分けることは重要なのです。1日のうち30分でもスマホをオフにして、本当に自由な時間をもってみてはいかがでしょうか。