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保湿だけでは意味がない⁉ 【乾燥】は肌に“与える”ではなく肌を“育む”がカギ‼

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私たちデスクワーカーは、エアコン環境下で仕事をする時間が長いため、お肌の乾燥はつきもの。また、子育て中の女性はスキンケアに時間をかけられず、オールインワンゲルなどでちゃちゃっと済ませるという方も多いはず。逆に、働く女性は美意識も高く、高級なスキンケアでばっちり乾燥対策を行っていると思います。

が!!!!! そのスキンケア、本当に正解だと思いますか⁉ 朝から丁寧に洗顔したり、単なるその場しのぎの保湿にはなってはいませんか?

今回は、【乾燥】のメカニズムを少しだけ掘り下げて、乾燥のために必要なスキンケアについてお話ししたいと思います。

1.乾燥の原因 ~日頃の何気ないケアが命取り~

乾燥の原因くらい知っている!という方も多いと思うので、ここは簡単に箇条書きさせていただきます。

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・先天的な乾燥(アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の方)

・紫外線やエアコン、季節性の乾燥(冬場)による環境下の影響

・加齢(もともと備わっていた皮脂や水分量の低下)

・間違ったスキンケア(洗浄力が強すぎる洗顔料の使用や化粧水だけのスキンケア)

・生活習慣(不規則な生活・喫煙・栄養の偏った食生活)

・ホルモンバランスや体調不良(とくに生理前など)

先天的な体質を除けば、ほとんど当てはまりませんか?

言ってしまえば、乾燥肌の方というのは、その人のもともとの体質だと考えてもいいと思います。要するに、上記のような刺激や影響に左右されやすい弱い肌質だということ。以上の項目を徹底的に改善していけば、それなりの効果は出ますがよっぽど美意識の高い方でなければ困難な話……。じゃあ、どうするか? もう少しお付き合いください。

2.乾燥のメカニズム ~表面的な乾燥と角質層の関係~

お肌の構造は、上から皮脂膜―表皮―真皮―皮下組織で構成されています。

真皮の中にはコラーゲン、エラスチン、線維芽細胞(コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出す細胞。加齢とともに機能は低下する)、ヒアルロン酸が存在しています。コラーゲンとエラスチンが骨組みで、その隙間を埋めているのが水分保持能力のあるヒアルロン酸ですが、加齢や表皮の状態の低下により機能も低下し、乾燥を招くのです。

肌は本来、皮脂膜に覆われ適度な水分が維持されています。しかし、冒頭の原因などで皮脂量が低下してくると、肌表面には小さな傷がついたような状態になり、表皮は剥きだしに。表皮が剥きだしになると、肌内部の水分さえも低下。これで乾燥肌のできあがりです。例えるなら、お餅が一番わかりやすいですね。

お餅を裸で放置すると、表面がカピカピになりますよね?乾燥肌も同じ。肌表面を保湿して覆っておかなければ肌はかさぶたがめくれたようになり、肌内部の水分も蒸発していくばかり。ですが、剥けてしまった状態の肌は保湿で元通りになるかというと、そうではありません。ターンオーバーにより古い表面の肌(表皮)が剥がれ落ち、また新しい肌に生まれ変わってくれるのです。ですが、肌内部の状態が正常でなければ、このターンオーバーさえも正常に行われなくなってしまうのです。

3.乾燥対策の問題点 ~美肌成分は真皮に浸透しない⁉~

では、乾燥肌の対策はどうすればいいか、もうわかりますよね?

①肌へ刺激を与えない

②肌内部の潤い力を高める

③潤いを高めた肌にはしっかり蓋をする

たったこれだけなのです。

であれば、美肌成分のヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンCなどが配合されたスキンケア用品、しかも高濃度だったらなおさら効果があるのでは⁉

ところが、そう単純ではないのが困ったところ。

実は、肌にはもともとバリア機能があるため、分子の大きい美肌成分は真皮には到達しない、要するにコラーゲンやヒアルロン酸が必要な肌内部の組織までは浸透しないという何ともやっかいな機能を備えているのです。ということは、どんなに良い美肌成分でも、それを与えることで肌機能自体が高まることはないということなのです。

4.乾燥対策ケア ~乾燥しない肌づくり~

浸透しないとはいったものの、やはり乾燥を防ぐために、一番肝心なのはスキンケア。とくにこれからの時期は肌が乾燥しやすい季節になるので、最低でも以下の項目は行っておきたきたいところです。各項目別におススメのスキンケア用品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

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①朝の洗顔
朝の顔は洗顔料を使わなければならないほど汚れてはいませんし、洗いすぎは必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因に。かといって、洗顔料を使わないぬるま湯程度の洗顔では、毛穴に詰まった角質は落ちきれません。

ここでオススメしたいのがマナラモイストウォッシュゲル。敏感肌、乾燥肌の方にうれしい無添加処方で、洗浄成分ゼロ、97.5%が美容液成分で作られた朝専用の洗顔料です。乾燥の状態に合わせて洗い方も選択でき、朝から全く乾燥せず不要な汚れだけを落としてくれます。化粧のノリも格段によくなります!
※公式サイトはこちら

それでも朝はやっぱり泡洗顔でなきゃ!という方にはこちら。

北の快適工房二十年ほいっぷ。この洗顔料の良さは、潤いを残しつつくすみの原因となる汚れを落としてくれるところです。もともとは“くすみ”対策を目的とした洗顔料ですが、独自の製法により潤いもしっかり残して洗い上がりをしっとりに仕上げてくれます。
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個人的な意見としては、保湿クリームを塗った後のような洗い上がりになるマナラのほうがオススメです。

②日中の紫外線対策
乾燥の大敵である紫外線。市販のものでもかまいませんが、乾燥肌の方には刺激が強かったり、余計に乾燥を招いてしまう成分が配合されている場合もあります。

できるだけ低刺激で、石鹸で簡単に落ちるタイプのUVクリームや保湿効果のあるUV下地、B.Bクリームなどの使用をオススメします。

③夜の洗顔
スキンケアの原点は洗顔にあり、といっても過言ではないほど重要な洗顔。メイク汚れは徹底的に落としましょう。ですが、オイルタイプは洗浄力が強く、乾燥の原因にもなります。クリームタイプを優先し、ポイントメイクのみリムーバーを使用するなど使い分けも必要です。

ちなみに、オススメのクレンジングはまたまたマナラホットクレンジングゲル。美容液成分91.4%のゲル状クレンジングで、ダブル洗顔不要、コラーゲンサポート成分により肌機能を高めてくれ、洗い上がりもしっとり、毛穴の汚れもしっかり落としてくれます。
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汚れをしっかり落とすことが、使用するスキンケア用品の浸透も高めてくれます。必要な潤いは残し、汚れのみをオフしてくれるクレンジングや洗顔料を使用しましょう。

④夜のスキンケア
22時~2時が肌のゴールデンタイムといわれ、ターンオーバーが最も活発化する時間帯ともいわれています。乾燥しない肌づくりに不規則な生活は厳禁!

前置きはさておき、夜のスキンケアは【与える】のではなく【肌機能をアップさせる】ことが最重要課題。どんなに良い成分を与えても、肌自体がその成分を蓄えたり、角質層の働きが良くなったりすることはないといわれています。もちろん、一時的に肌が潤いしっとりすることはありますが、それは表面的なこと。やはりスキンケア用品は、肌力を高めてくれるものを選ぶことが肝心です。選ぶ基準として効果・効能が確認されている【医薬部外品】の製品や、肌細胞に働きかける成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。

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米肌美人® ライスフォース
水分保持力を改善する効果が認められたライスパワーNo.11を配合した医薬部外品。
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コーセー 米肌
ライスパワーNo.11により、角質層のセラミドを産生することにより水分保持力を改善。
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ノエビア505 薬用シリーズ
植物の驚異的な力により、肌力を高める。スキンケアのラインは全て医薬部外品。
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美旺潤GF‐クリーム
ノーベル賞受賞成分であるEGF(ターンオーバーを促す力をサポート)、FGF(真皮の線維芽細胞に働きかける成分)を配合し、肌自らの整肌力を高めてくれます。
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リソウ リペアジェル
植物由来の美容成分100%の美容液。ビタミンC生命体®が肌内部のコラーゲンをサポートし潤い、ハリのある若々しい肌へ導いてくれます。
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オマケ♪

スキンケアは面倒臭い!手っ取り早い方法は何かないの⁉という方には、飲むコラーゲンやプラセンタがオススメです。コラーゲンは関節を支える軟骨の成分であったり、骨の主成分であったり、体のいたる部分を形成するために使われています。体全体に必要な成分なので、直接肌に作用はしないものの、摂取することで効果を感じたという声も多いようです。ただ、低分子化されていないコラーゲンは吸収される前にアミノ酸に分解されているので、吸収率の高い低分子化コラーゲンが配合されているものを選びましょう。

森永おいしいコラーゲンドリンク
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きめやか美研 スリーステップコラーゲンゼリー
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スマートコラーゲンスムージー
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最後に……

あれやこれやと乾燥について書かせていただきましたが、色んなスキンケア用品を試してきた私の一意見です。若い頃は紫外線対策もスキンケアも疎かで、一時は粉吹きと痒みで悩まされた時期もありました。ですが、現状は多少の毛穴の問題と闘ってはおりますが、肌の状態は至って良好♪ファンデーションは使用せず、UVクリームとベビーパウダーでベースメイクは完了しています。

スキンケア用品も今では数えきれない種類が出回っています。自分の肌と乾燥のメカニズムを知ることで、今のあなたの肌に必要なものが何なのか気づくことができるはずです。それがわかれば、乾燥知らずの美肌はもう目前かもしれません。


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